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劇場版 魔女っこ姉妹のヨヨとネネ 【感想】






人の優しさと欲深さが交錯する騒動に巻き込まれながらも
それを経て成長していくヨヨと彼女を支えていく人たちを描いた
スペクタクルファンタジーです!





原作の存在するタイトルを劇場版オリジナルストーリーでで作品化したものらしいですが
世界観、キャラクター、物語など非常にバランスのとれた作品で面白かったです。
魔法や呪い、キャラクターに関する詳しい説明などは特になかったのですが気にならなかったです。

「かけます、ときます、のろい屋しまい!」
「魔の国」という魔法世界で依頼を受けてそれを生計をたてている魔女っこ姉妹ヨヨとネネ。
ヨヨは見た目小学生くらいなんですが実はネネのお姉さんらしいです。
絵本級とよばれる大魔法使いで魔力は底なし。
ネネさんは妹なんだけどヨヨより大人っぽくて清楚で素敵な女性です。

物語はそんなヨヨが呪いの捜索中に別世界に飛ばされてしまうところから始まります。
ヨヨが飛ばされた世界は魔法とは無縁の現実世界で僕たちが住んでる世界ですね。
その世界でタカヒロや兄の健生と出会い、
魔の国と現実世界の双方に影響を与える呪いの原因究明ならびに呪いを解くというのが
全体の流れになってます。

魔女っこ姉妹ヨヨトネネというタイトルですがどちらかというとメインはヨヨになります。
なぜかというと別世界に飛ばされたのはヨヨのみであってネネは魔の国にいるんですよ。
なので登場シーンはヨヨとの通信時が多くなります。
しかしネネの印象が薄いということもなく最後まで観れば
まぎれもなくこの作品は「魔女っこ姉妹ヨヨとネネ」だなと納得できました。

僕らの世界でも他国の人との交流には文化の違いという言葉が多々用いられますが
この作品にもそういったテーマは出てきます。
魔法さえあれば何でもできると思ってるヨヨとかね、
序盤のシーンで車に轢かれそうな子供をヨヨが助けるシーンがありますが
感謝する母親に対してヨヨは何でそんなに嬉しそうなのかわかりませんでした。
なぜなら死んでも魔法で生き返せばいいという「常識」がヨヨにはあるのです。
しかしそれはタカヒロをはじめとする現実世界の人間からしてみれば「非常識」以外のなにものでもなく
そういった溝が浮き彫りになったりもします。
そしてヨヨから魔力が失われ大切な存在を亡くしたときヨヨは初めて自分の無力さを痛感するのですが
同時に現実世界の魔法を目の当たりにしました、「医療」という魔法に。
ちゃんとこの世界にも魔法はあったんですよね、
遠い昔から成功と失敗を繰り返し磨き上げてきた医療技術。

「医は仁術なり」
その時ヨヨはなぜ子供の母親が自分に感謝したのか理解したことでしょう。
助かって当たり前じゃないからなんですよね。
魔の国の人間からしてみれば魔法で当たり前のように生き返るものなんでしょうが
現実はそうじゃない、失われゆく命があるからこそ救われた命に感謝し人は日々を生きていくのです。
現実世界の魔法にヨヨもきっと「目からお汁粉」だと思いますよ。

そんな序盤から中盤にかけるヨヨの成長をまわりのキャラクターを巻き込みながら描写していき
徐々に盛り上がりを増していく物語は素晴らしかったです。
王道展開が良いほうに転がってますね、BGMも相まってスケール感も2割増しくらいに感じます。

人を喜ばせたり助けたりするのが魔法なのだとしたらそれはきっと誰しもが使えるものなんでしょう。
正直あまり期待してなかったのですが思ってた以上に楽しめてよかったです。
これはたしかに埋もれてるかもしれませんね、いい拾いものでした。









総評A80点




タイトル:魔女っこ姉妹のヨヨとネネ

【キャスト】
諸星すみれ/加隈亜衣/子安武人/本田貴子/氷上恭子/中川翔子/長克巳/etc






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妄想代理人 【乾燥】






【あらすじ】
疲れた現代社会を癒す人気マスコットキャラクター「マロミ」をデザインした鷺月子は、
ある夜、通り魔少年バットに襲われた。
突如世間に現れた少年バットは次々と人々を襲いはじめ、市井の人々を恐怖へと陥れていく。
しかし、幾人も被害者が出、多くの目撃者がいるにも関わらず、少年バットは一向に捕まりそうになかった。
猪狩慶一と馬庭光弘は捜査を進める中、被害者の持つ不思議な共通項に辿り着く。






蔓延する妄想の連鎖…
やがてそれは狂気となって全てを喰らう。





視聴後の率直な感想は自分には少々難しいというか
納得いかないところが多い作品でしたね。
今敏監督作品はいくつか観てきましたがパーフェクトブルー以外は
結構難解に感じました、考えるよりも感じる作品といったところでしょうか。
そしてそれは妄想代理人にも言えることです。
ミステリー的な何かと思って視聴をはじめたんですが
まぁいつもの今敏作品でした。

事件の発端は月子という女性が何者かに襲われ警察の調査に
金色のローラーブレードを履いて野球帽を被った小学5~6年くらいのの少年で、
くの字に折れ曲がった金属バットを振り回している犯人像が浮かび上がりました。
世間は彼を少年バットと呼び瞬く間に知れ渡ったのです。
そして第2~第3の被害者も続々とあらわれてしまい…

まぁタイトルである程度予想していたとはいえ結局は妄想の産物だったわけです。
月子が10年前に生み出した狂言から生まれた怪物。
結局月子は少年バットになど襲われてはおらず自分自身で傷つけた。
つまり自傷行為だったわけです、そこはある程度予想していたのでいいのですが
所々説明不足で意味不明に感じてしまいました。

少年バットは妄想の産物だというのに少年バットに襲われた被害者は続々といるんですよ。
ここらへんの説明が特にされておらず投げっぱなしになっていたのが気になりました。
私なりの解釈ですがタイトルで「妄想代理人」とあるように
月子の妄想から生まれた少年バットというキャラクターを
被害者の人たちが引き受けたということでしょうか?
少年バットは追い詰められた人間のところにやってきます。
少年バットにやられた被害者たちは追い詰められ気持ちのやり場を失った時、
月子と同様に少年バットという妄想の産物を利用したのではないか…
これまでの被害者も月子と同じように自傷行為に手を染めたんじゃないかと思いました。
少年バットを生んだのは月子だけど育てたのは少年バットに縋った者たちすべて。
少年バットとは他ならぬ自分自身の弱さだったのかもしれません。

被害者のなかで唯一少年バット(自分の弱さ)に打ち勝った人物が猪狩美佐江である。
彼女は目の前の現実から目を背けそうになるが最愛の夫が心の大きな支えとなり
少年バットを退けたのです、この話は美佐江と少年バット、
つまりは美佐江の心の葛藤が描かれたシーンだったのではないでしょうか。

今敏監督作品といえば現実と妄想の区別がつかないその二つが入り乱れた演出を多用しますが
それらの演出は妄想代理人でも健在でした。
中盤あたりからそれらの演出要素が強くなり終盤では完全に現実と妄想の境界がなくなってましたね。
なのでちゃんとしたミステリー路線を期待すると肩透かしにあいます。
正直中盤までは楽しかったですが終盤になるにつれ妄想要素が強くなってきて残念です。
終盤の展開は自分からしたら台無しに感じてしまいました。
最初の雰囲気を維持してほしかったんですが何かもう現実と妄想がごっちゃになって
意味不明なことになってます…

ミステリーというよりはミステリー要素もあるエンターテイメント作品です。









総評B+75点




タイトル:妄想代理人

【主題歌】
OP『夢の島思念公園』
ED『白ヶ丘-マロミのテーマ』

【キャスト】
能登麻美子/桃井はるこ/飯塚昭三/関俊彦/槐柳二/京田尚子/阪口大助/内海賢二/山口眞弓
津村まこと/三石琴乃/中嶋聡彦/水樹奈々/陶山章央/家中宏/鈴木清信/紗ゆり
金月真美/小林俊夫/仲野裕/大倉正章/郷里大輔/藤原啓治/小山力也 /川上とも子/西山久美
茶木珠美/小田切こずえ/笠原留美/堀川仁/細野雅世/林智子/日笠山亜美/小平有希/林田尚親
園部好徳/小原雅一/亀井俊彦/吉田浩二/冨永みーな/川久保潔/松本保典/藤井啓輔/早瀬俊行
桃森すもも/秋葉好美/渡邉由紀/仲西環/くまいもとこ/吉野裕行/広瀬正志/西村知道/中村大樹
江川央生/松倉羽鶴/沢海陽子/朝倉栄介/小宮和枝/大竹宏/加藤精三/渡辺明乃/etc






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MONSTER 【感想】






【あらすじ】
1986年、天才的な技術を持つ日本人脳外科医・Dr.テンマは、ハイネマン院長の娘エヴァと婚約し、
ゆくゆくは外科部長から院長という出世コースを掴みかけていた。
医師として漠然とした疑問を感じつつも、深く考えることなく手術を重ね、研究に打ち込んでいた。

そんなある日、西ドイツ(当時)・デュッセルドルフのアイスラー記念病院に、
頭部を銃で撃たれた重傷の少年ヨハンが搬送されてくる。
Dr.テンマは、院長の命令を無視してオペを担当し、ヨハンの命を救う。
しかし、院内の政治力学によって、テンマの順風な状況は一変し、出世コースから転落する。
そんな中、院長、外科部長らの殺害事件が発生。同時に、入院中だったヨハンと双子の妹が失踪する。

1995年、外科部長として職務に励んでいたテンマの前に、美しい青年に成長したヨハンが現れる。
テンマの患者ユンケルスを目の前で何の躊躇もなく射殺し、過去の殺人を告白するヨハン。
自らの責任を感じたテンマは、怪物ヨハンを射殺するために、ヨハンの双子の妹アンナに会おうとする。
殺人犯の濡れ衣を着せられ、キレ者のルンゲ警部に目をつけられたテンマは、
ドイツを逃亡しながらヨハンを追跡するのであった。






「善悪」とは何か?
そんな答えようのない問いが作中ではいくつも見受けられた。
これだけ人間関係をいじくりまわした作品も稀有だろう。





全74話で構成される長編アニメーションの傑作。
深夜枠でよく74話もやり見事に完結させたな、というのが率直な感想です。
常に先の展開が気になってしまうのがミステリー作品の強みだよね。
気がつけば1日で40話も観てしまったw
今まで1日で40話もアニメを観たことなんてありません。
全74話を2日で視聴を終えました。
そこまで奇をてらった無茶な展開もなく全体的に丁寧です。
自然な流れで話を膨らませていく構成はさすが。

物語の概要は将来を約束された若き天才医師、天馬賢三、
彼の元に双子の兄妹が運びこまれたところから全ては始まるのです。
院長の娘エヴァというフィアンセもおり順風満帆かに思われた彼の人生ですが、
双子の兄ヨハンを助けたことにより歯車が狂ってしまいます。
ヨハンはかなりの重症で助けられるのはテンマくらいでした、
しかしタイミングの悪いことに院長を支援してくれてる市長が運びこまれてきて
院長はヨハンではなく市長のほうの手術を執刀するように命じるのです。
しかしテンマは命令を無視しヨハンを救ってしまう…
彼が「怪物」だとも知らずに…

ヨハンはこの物語の核心の部分を担っており、
全編にわたって物語最大の「敵」として存在してます。
すべてを失ったテンマは自身が生き返らせてしまった「悪魔」を
今度は自らの手で殺すためにヨハンの動向を追うことになるのです。
10話くらいでヨハンの幼少のころの話しとかあって、
結構な核心の部分に近づいてるように思えたのですが
実際は全然でしたね、しょせん全74話のうちの10話でした。
ここからが長いのです。

中盤まではヨハンもほとんど登場せず謎の存在として描写されていますが、
中盤くらいからヨハンの行動を
その時ヨハンと接触していた他のキャラクターの視点から観る事ができます。

どこでどうやったかは知りませんがヨハンには多くの支援者が存在してました。
崇拝にちかいかたちで信者でしたね、ヨハンは人心掌握の術を知っています。
端正な顔立ち、やわらかい物腰、あふれんばかりの知性…
彼はどれをとっても完璧でした、
正直私は彼を「怪物」と恐れる人の気持ちをわかりますし、
「指導者」だと崇拝する人の気持ちもわかります。
ヨハンには妙な安心感をおぼえるんですよ、これがカリスマ性というやつでしょうか。

この作品はヨハンを倒すというよりはヨハンのことを知っていくというのがメイン。
最初のころは彼がなぜ無感情に人を殺してまわっているのか、
皆目検討もつきませんが物語が進むうちに徐々にそれらは紐解かれていきます。
最後のほうではヨハンが可哀想に思えてきたなぁ、
彼のしてきたことを考えれば絶対に哀れむべきじゃないんだろうけど。

今回の事件を一言で表現するならば
ヨハンが妹のアンナを大切に想うあまりに発生してしまったことにも思える。
ヨハン…彼は本当に「怪物」だったのだろうか?

主人公のテンマとは別に物語中では複数の人物をメインに据えたお話があります。
テンマ、ニナ、ルンゲ…テンマは主人公ですが他の二人も主人公クラスの登場人物です。
他にも主人公っぽい活躍をするキャラはいますが
序盤から終始物語に関わっているという意味ではこの三人になるでしょう。

テンマはヨハンが殺した殺人事件で犯人にされてしまい指名手配されます。
エリート街道まっしぐらだった彼の転落が一番最初の山場。
メスを握っていた彼の手には銃が握られヨハンを追います…
最初のほうの印象とは違ってどんどん逞しくなっていくキャラ…
と言えば聞こえはいいですがヨハンを殺すことにとらわれてしまった彼もある意味、
ヨハンと同じ「怪物」に近づいていたのかもしれません。
しかし結局テンマはヨハンを殺すことができませんでした。
彼は人です、医者なのです。
テンマにできること…それは救ってあげることだけでした。

ニナはヨハンの妹アンナです。
彼女もまたヨハンを殺すためにテンマとは別行動でヨハンを追います。
ニナはヨハンの妹ですからテンマとは違った楽しみかたができました。
彼女には忘れてしまっていますがヨハンと過ごした記憶があります、
ヨハンを追うと同時にそれらの記憶を取り戻していくのが
ニアのお話のメインになっています。

ルンゲは連邦捜査官というエリートですがテンマと関わったばかりに彼の人生も転落します。
テンマが言うヨハンを彼の妄想だと一蹴しヨハンとはテンマの別人格だと
的外れな推理を展開しテンマを追い詰めていく人物。
ヨハンとは違った意味で宿敵といえる存在かもしれません。
彼がヨハンの存在を認識したとき物語は多方面から動き始めます。
個人的にルンゲはある意味ヨハン以上に狂気じみているというか、
テンマに固執しすぎていて怖かったです。
お前がやったんだ…
お前が殺した…
ヨハンとはお前のことだろ。
そんなふうにテンマを苦しめたルンゲが
終盤でようやく自身の非を認め謝罪する姿は感慨深いものがあります。

ミステリー作品としてワクワクするのはもちろん感動します。
作中でいくつも感動できるお話があるんですよ。
テンマが旅を続ける中で多くの出会いがあり別れがありました。
孤独なテンマが人に優しくされている…それだけで泣けてきます…
どこまでいっても人は人でしかない…怪物なんかじゃないんです…
テンマのだす答えとは…

テンマはヨハンを追ううえで射撃訓練を受けました、ニナも同様です。
しかし二人とも作中で誰一人とて殺しませんでした。
自分自身では覚悟がきまってたはずなのに
お互いがお互いで罪人にならないように声を掛け合っていたのです。
「ニナ撃つな!」「テンマ撃たないで!」
僕がやるから君は撃つな…
私がやるからあなたは撃たないで…
自分の名前を呼んでくれる人がいるから二人は人を殺さずにこれたのかもしれません。

ヨハンはどうだったのかな…
自身の存在を知っているものすべてを殺してまわり、
彼が存在した事実をなくそうとしていました…
彼には名前がありません…ヨハンですらないのです…
彼に名前をつけたのは誰…
モンスターという名前をつけたのは誰…
彼をモンスターにしたのは誰…
「なまえのないかいぶつ」にしたのは……









総評A82点




タイトル:MONSTER

【主題歌】
OP 『GRAIN』
ED1 デヴィッド・シルヴィアン『for the love of life』
ED2 フジ子・ヘミング『Make It Home』

【キャスト】
木内秀信/佐々木望/能登麻美子/小山茉美/磯部勉/田中秀幸/竹内順子/山野史人
安原義人/菅生隆之/永井一郎/大林隆介/勝部演之/熊倉一雄/家弓家正/北村弘一/広中雅志
田中信夫/野沢那智/関智一/氷上恭子/羽佐間道夫/有川博/田中敦子/大塚周夫/掛川裕彦
菅沼久義/坂口芳貞/千葉繁/平田広明/池田秀一/大塚明夫/仲木隆司/etc






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[ 2013/01/21 20:27 ] アニメ マ行 A MONSTER | TB(0) | CM(0)

マクロスプラス MOVIE EDITION 【感想】






【あらすじ】
地球人とゼントラーディ人による宇宙戦争「第一次星間大戦」の終結から30年後の2040年、
人類初の移民惑星エデンにあるニューエドワース基地では、
統合宇宙軍の次期主力可変戦闘機の採用コンペティション
「スーパー・ノヴァ計画」が行われていた。
競合メーカー2社のテストパイロットは、かつて親友同士であったイサム・ダイソンと
ガルド・ゴア・ボーマン。幼馴染の二人は、7年前のある事件をきっかけに袂を分かっていた。
そして二人は、偶然にも幼なじみの音楽プロデューサー、ミュン・ファン・ローンと再会し、
彼女を巡る三角関係でも火花を散らす。
しかしミュンは、絶大な人気を誇る人工知能のヴァーチャル・アイドル、
「シャロン・アップル」の秘密に深く関わっていた。
かつて歌手を目指しながらも夢を諦め、
不完全な人工知能のシャロンを裏で操る役目を担っていたミュンは、
いつまでも子供のように夢を追い続けるイサムとガルドを前にして自己嫌悪に陥りながらも、
二人の間で心が揺れ動く。






大空を舞う夢の翼…
ドッグファイト、男女関係、そして歌。
それらを見事に調和させた良作です!





先にOVAで展開したマクロスプラスですが
OVAのころから劇場版を意識していたらしく初見でも違和感なく楽しめました。
OVA版も観てみたくなりましたね。

主人公はイサムという今では珍しい軟派な主人公ですが芯はしっかりしていて好感が持てます。
そのイサムのライバルキャラとして登場するのがガルドという男、
イサムとは対照的に硬派な男ですがどちらにも共通して言えるのが子供っぽさがあるということです。
旧知の仲だった二人ですが7年の月日で関係は大きく変わっています。
ヒロインのミュンをめぐる三角関係で争ってばかりでしたね、
ミュンのこと以外でもパイロットとしての実力など、
絶対に負けたくない相手同士でした。

劇場版だけあってドッグファイトのシーンは今観ても迫力ありましたねぇ。
そこに男女関係や歌なども加わって見事に調和しこれぞマクロスシリーズという感じ。

ミュンをめぐる三角関係といってもあからさまに熱くなってるのはガルドのほうかな、
イサムはそれを悟られないようにしてるけど内心はめっちゃ気にしてるタイプですw
過去の出来事が原因で疎遠になった三人ですが
原因はイサムにあるかのような描写が終始続きます。
しかし本当の原因はガルドにあったんですよ、ガルドはその忌まわしい記憶から逃れるために
イサムのやったことと記憶をすりかえていました、そのことが原因でミュンも歌をやめて逃避するし
こうして考えるとそういった出来事を真正面から受け止めてたのはイサムだけだったかもね、
イサムはガルドに裏切り者!と責められてもやったのはお前だよ、とは言いませんでした。
ガルドと言い争い時には殴りあいながらもそれだけは口にしなかったんですよね。
過ぎさったことはさっさと忘れる…イサムのこの軽さに救われます。

イサムはパイロットとして一流の腕をもってるんですが、
自由を愛するあまり自身が自由になりすぎてるんですよねw
軍に所属したりというのはむいてないと思います。
フォーメーションとかチームを組むよりも単機で力を発揮するタイプかな。

人々を魅了するバーチャルアイドル、シャロン。
今でいう初音ミクみたいなものなんでしょうね。
とても幻想的で魅惑的でセクシーで…
たしかにこれは夢中になっちゃうかもw

イサムとガルドは仲良し?
終盤のドッグファイトのシーンで昔話に花をそえながら空中戦を繰り広げていました。
命のやりとりというよりはまるでじゃれあってるかのようでしたね。
機体を駆りながらの舌戦も見所のひとつですよ!

傷つくのが怖いから夢をあきらめたり夢見るのをやめたり…
そういった人間もいれば傷つきながら夢を見続ける人だっているんですよ、
イサムのポリシーのようなもので経験してない人間の言葉は信用しないということです。
痛みを語れるのは痛みを知ってる人間だけ…
夢を語れるのは夢を見てる人間だけ…
自由を語れるのは自由を追いかけてる人間だけ…
イサムはそのことをちゃんと理解してるんでしょうね、
軟派な男だとしてもやすい男にはなりたくないようです。

作中でミュンのそばにしっかり寄りそってるのはガルドです、
しかしミュンが想いを馳せてるのはイサムなんですよね。
ミュンがピンチの時はガルドが助けます、
その時イサムは女の子とベッドのなかw
あまりにも悲しすぎるぜ。
しかしイサムのピンチのときはミュンが駆けつけます。
ガルドとミュンの間は直線のように見えてそうじゃないんですよ。
ガルドがミュンを助けたことによって距離が縮んだようにも思えましたが
それも逃避にすぎなかったのかもしれませんね。

ガルドは好き…でもイサムはもっと好き…

シャロンが代弁したこの言葉がミュンの本音らしいです。
今思えばガルドといるときは常に悲しげな表情でしたな、
イサムといるときはやわらかい女性らしい表情も垣間見えた気がします。

OVAの再編集版に追加カットも加えた劇場版ですが
構成に無駄がなくテンポよく進行していき観やすかったのが好印象。
言わずもがな曲もカッコいいし!
これみた後で気になるのがOVA版のカットシーンですね。
追加されたシーンもあればカットされたシーンもあるわけで…
巷では劇場版のほうが評価の高い印象がありますがぜひOVA版も観てみたいです。









総評A84点




タイトル:マクロスプラス MOVIE EDITION

【主題歌】
新居昭乃『VOICES』

【キャスト】
山崎たくみ/石塚運昇/深見梨加/兵藤まこ/内海賢二/西村智博/林原めぐみ/速水奨
銀河万丈/高乃麗/屋良有作/北村弘一/佐藤正治/etc





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名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター) 【感想】






【あらすじ】
8年前、新潟県北ノ沢村で、双眼鏡を首から下げた幼い少年が、黒い影に追われ逃げていた。
無我夢中で逃げていた少年は、足を踏み外して崖から転落、意識を失ってしまう。
意識を失った少年を崖の上から確認し、ほくそ笑む黒い影。

そして現在、再選を果たした朝倉優一郎都知事に脅迫状が送りつけられた。
その翌日、朝倉都知事が開通式に出席した都営新地下鉄東都線のトンネルが爆破される。
だが爆弾に気づいたコナンの活躍により、一人の死者も出すこともなく、大惨事は食い止められた。

これは朝倉都知事を恨む者による犯行なのか。
鍵を握るのは朝倉都知事が国土交通大臣だった頃に建設したダムだと睨んだコナンは、
再び大惨事をもたらしかねない危険な犯人を追うべく、
蘭や少年探偵団たち一行と共にダム建設のため湖に沈められ移設された村「新潟県北ノ沢村」を訪れる。

北ノ沢村は、移設5周年を記念したスノーフェスティバルが開催されており、多くの人々で賑わっていた。
果たして犯人はこの中にいるのか。調査を開始するコナンは、8年ぶりに集まったという幼なじみの5人に出会う。

その翌日、一人の少年が目を覚ます。彼の名は立原冬馬。
彼は崖からの転落事故に遭い、8年間意識を失っていた。
またその転落事故と同じ日に、村内で死亡ひき逃げ事件が発生していた。
冬馬の転落事故と引き逃げ事件は関係があるのか?また、地下鉄爆破事件との関係は?
事件の鍵を握るのは冬馬。だが彼は、体は15歳だが精神が崖から落ちた当時の7歳のままであり、
さらに崖から落ちた日の記憶を失っていた。

コナンが調査を進める最中、幼馴染5人のうちの一人の遺体が雪原上で発見される。
徐々に記憶を取り戻していく冬馬を見張る黒い影。
さらに犯人の凶悪な陰謀が、村全体を巻き込む大惨事を巻き起こす!






15周年記念作品というだけあって派手でした。
しかし色々と稚拙な出来です。





アクションはもうすごかったですよ、
ダムが爆弾で決壊して水が放流されます。
このままじゃ大勢の犠牲者がでるというところで
コナンが水をとめるために雪山を滑走します。
このアクションが爽快感があってすごかった。
力入ってるのがよくわかりました。

しかしそれ以外が稚拙。
コナンの推理で事件の真相があきらかになるのですが、
正直先が読めます…
実際私はコナンよりも先に犯人、事件の真相…犯人の動機など全て先読みできてしまいました。
私にとっては何の驚きもない事件でしたね。
だったらあの人がダムに爆弾を仕掛けて、
あの人が殺人を犯して、
あの人が探偵団を狙撃する。
三人がそれぞれ己の目的のために独自の行動をしていたというほうがまだ新鮮だったと思います。
三人とも動機があるわけだし。

アクションはカッコよかったけどメインはそこじゃないでしょ?
監督が代わってから少し作品の方向性を間違ってるように思える。

それと前作から小五郎の声が神谷明さんから小山力也さんに変更されてますね。
前作以上に新生小五郎はしゃべります…
しかしやっぱまだ違和感あるなぁ。
白鳥はもう慣れたけど小山さんの小五郎は慣れそうにない。
小山力也さんどうこうじゃなくて神谷明さんがハマり役だったんですよね。
シティーハンターの冴羽リョウのようなギャグとシリアスを持ち合わせたキャラでしたし。

でも小山さんの声以上に違和感あったのが小五郎のキャラです、
小五郎はたしかに女好きでしたがこの作品で描写されているほど節操なしでもありません。
少なくとも私が今まで観てきた劇場版では小五郎なりに事件に向き合ってきました。
なのにこの作品ではトウマくんが8年ぶりに目を覚ましたという状況の中
可愛い女の子に声をかけてます、正直空気読めという感じ…
しかも混浴の露天風呂まで探しにいくほどエロにアグレッシブです。
もう意味がわからない…私の知ってる小五郎じゃないよこんなの。

少年探偵団がいつも以上にバカに感じた…
いつも自分勝手に行動してる探偵団ですが
今回はそれに輪をかけたように自分勝手でどうしようもないです。

ていうか最後まで犯人生きてたんだね。
てっきりダムに置き去りにして見殺しにしたのかと思った。
どうやってあの状況で大人一人運んで逃げたんだろうか…
もう一度観直せば何かわかるかもしれませんが…

まぁ監督が代わってからの作品の中では悪くないという印象なだけで、
初期作品ほどの充実感はありません。
アクションだけでしか楽しめない作品を名探偵コナンと呼んでもいいのかなぁ。
初期作品は大人になった今観ても面白いですよ。
しかしこの作品はアクション以外稚拙で微妙な出来。

推理でもアクションでもカッコいいと思わせてくださいよ。
最近の劇場版コナンはアクションに逃げてると思います。

推理パートが完全にアクションのオマケになってしまってるのが残念でした。
辛辣な文章になってしまいましたが率直な感想はそんなところです。










総評B+75点




タイトル:名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)

【主題歌】
B'z『Don't Wanna Lie』

【キャスト】
高山みなみ/山崎和佳奈/小山力也/山口勝平/松井菜桜子/緒方賢一/林原めぐみ
岩居由希子/大谷育江/高木渉/中田浩二/茶風林/井上和彦/千葉一伸/湯屋敦子
加藤優子/関俊彦/難波圭一/飯塚雅弓/江川央生/朴璐美/麻生敬太郎/宮田幸季
三瓶由布子/加藤英美里/渡部陽一<ゲスト>/草尾毅/高桑満/日野ろい/神道寺こしお
佐藤祐四/鳥木元博/伊藤昌一/江森浩子/鳥海勝美/柳沢栄治/宮根誠司<ゲスト>/etc






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うみねこドットTV─TVアニメーション「うみねこのなく頃に公式サイト」
























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