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プラネテス 【感想】






宇宙で働くサラリーマンにスポットを当てた
SFヒューマンドラマ作品。
広大な宇宙を舞台に理想と現実の狭間で苦悩しながらも
成長していく人々を起承転結で見事に描き切ってます。





幸村誠原作のSF漫画ですが原作とはだいぶ異なりオリジナル要素の強いアニメ作品となってます。
宇宙開発が進むと同時にあらゆる要因によって生み出されるスペースデブリ(宇宙ゴミ)が問題視されてる時代、
この作品はそのスペースデブリ回収業者、通称「デブリ屋」の面々が主人公なんです。

視聴したのはブルーレイ版です。
枚数は6枚になっただけだからあまり減ったようには感じませんが
スタッフがこだわりぬいてつくった映像と音なので買ってよかったと思います。
特に音がいいですね。

主人公は星野八郎太、通称「ハチマキ」と呼ばれる男です。
デブリ課の船外活動員なので実際に宇宙に出てゴミを拾う役ですね。
ヒロインのタナベがデブリ課に配属されてきたことを切欠に
対立や邂逅を重ね成長していくキャラクターです。
物語は彼を軸に夢や愛といったSFなんだけど非常に身近な苦悩を描いていきます。

ヒロインは田名部愛、通称「タナベ」
ハチマキとコンビを組まされることになるキャラクターで
ことあるごとに「愛です!」など愛さえあれば何とかなると思ってる。
当初はうまの合わない二人でしたがそんな二人の関係の変化というのが
ある意味本作一番の見所でプラネテスという作品の象徴かもしれません。

他にもフィー、ユーリ、フィリップ、ラヴィ、エーデルなどを加えた上記7名がデブリ課の職員になります。

宇宙のごみ回収業といっても彼らは宇宙飛行士なんです、しかしサラリーマン…
この落差がまた面白いですよね、
たしかに宇宙開発が進めば宇宙飛行士なんてそんな珍しいものじゃなくなるかもしれませんし、
あつかいも我々の世界の会社員とさほど変わらなくなるかもしれません。

全26話視聴してみて感じたのは構成のうまさです。
基本的に一話完結なのですがどの話も無駄がなく面白いです、
プラネテス全26話で起承転結がしっかりしており、
また一話だけとってみても起承転結がしっかりしてます。
つまり起承転結がしっかりした無駄のない話の積み重ねが
プラネテス全体の起承転結につながっていく構成なんですよ。
他愛のない会話の数々も最終話あたりで思い返してみると感じ方が違うと思います。

起承転結で一番評価したいのは結の部分です。
毎回ちゃんと話がオチてるんですよ、一話一話丁寧にオトしてくれてるので
すっきりした気持ちでEDにいけます。

成長するのはハチマキとタナベだけではなくデブリ課の他のメンバーたちも、
話によっては一つのターニングポイントをむかえ一つの成長として描かれます。
例えばユーリでいえば彼は旅客機事故で妻を亡くしたことによりどこかで壁のようなものをつくっていました、
宇宙をさまよう妻のコンパスを見つける事だけが彼にとってデブリ屋を続ける理由みたいなものでしたが
苦労の末それを見つけだし最終的にぶっ壊されるという人によっては二度と立ち直ることのできなさそうな経験を経て
彼は吹っ切れました、付き合いの長いデブリ課の面々に常に敬語でしたがタメ口になったんですよ。
憑きものがおちたというか本来の姿を取り戻したというか…なんかいい変化でしたね。

ハチマキは経験と挫折を味わい一心不乱に進んだ結果「夢」を求めます。
デブリ課を退職して恋人を遠ざけてまでも追い求めるハチマキでしたが
最後に気がつきます…自分が抱いてたのは宇宙への「夢」ではなく宇宙への「愛」だったことに…
宇宙が好きってそういうことですよね?
愛は万能です、夢や希望といったすべてのことがらにも愛は当てはまります。
宇宙は愛で出来ています!

それまで一話完結だったのがハチマキが退社するのを切欠に
木星往還船「フォン・ブラウン号」選抜試験→テロリスト襲撃というちょっとした長編に入っていきます。
ゲームで言ったら最終決戦のようなものです。
ハキムの誘いにのってテロに加担したクレア…
あれは少し悲しかったね、なにもクレアを悪者にしなくてもよかったんじゃないかなぁ。と思わなくもない。
葛藤しながらも最終的にはハキムの誘いを拒絶する強さと彼女なりの答えを見せてほしかった。
それぞれのキャラクターが成長する中でクレアだけその兆しが見えなかったんですよ、
まさかその兆しが見えるのが独房の中とは(笑)
作中でもあったけどテロリストでもありエゴイストだったんだよねぇ。
クレアは自分を置いていなくなるものすべてを消し去りたかっただけなんじゃないかと…
彼女には確固たる意志を感じなかったから何でテロ?という感じです。
逆に言えば意志がないからテロに加担したのかも。
他のキャラが苦悩する中、彼女だけは葛藤も苦悩もない、最初からあきらめてるように見えました。
クレアは「覚悟してた」という言い方をしてましたが僕はただのあきらめに思いました。
ハチマキたちは10年の判決は長いといってたが
クレアの手引きで大勢が死んだことを考えると死刑じゃないのが不思議なくらい。
個人的にクレアの立ち位置がふわふわしてるように思えたんでこれなら悪者にしなくてもいいかなぁと。
でもタナベとクレアのシーンはよかったんですよ…
タナベの愛は薄っぺらいと揶揄していたクレアだったけど結局彼女の心に届いたのは
ハチマキやチェンシンの中途半端な優しさではなくタナベの薄っぺらい愛だったんですな。

クレアをテロに誘ったハキムですが彼もまた確固たる意志というものを感じません。
当初は彼なりの考えがあってやってるような雰囲気でしたが最後は完全に狂信者だし、
私にはあの姿こそ彼の本質のように思いました。
所詮彼も飼い犬…飼いならされてたのかな…

サラリーマンの成功と挫折、仕事から結婚までを愛いっぱいに描いた良作です!
最終回がこれぞ最終回って感じでよかったね。
いつもと同じように通常EDで終わる作品も多い中ちゃんとこだわってつくりこんでました。
やっぱエピローグは重要だよ、愛を感じます。




総評A80点




タイトル:プラネテス

【キャスト】
田中一成/雪野五月/子安武人/緒方愛香/後藤哲夫/伊藤舞子/折笠愛/檜山修之/渡辺久美子/etc






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[ 2015/04/02 19:19 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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