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〈物語〉シリーズ セカンドシーズン -花- 【感想】






神原駿河を主人公に据えたTVアニメ版セカンドシーズン最終章。
阿良々木や戦場ヶ原が卒業した後の
彼女の様子が描かれており、
若干内容がシリアスになってます。





【そうだ、私は沼地が嫌いだったんじゃない。私はあいつが…羨ましかったんだ】

阿良々木や戦場ヶ原が卒業してるということは放送時点で
この『花物語』が時系列的に一番新しい出来事ということになりますね。

敬愛すべき二人の先輩が卒業した私立直江津高校で三年生となった神原駿河は
寂しさを感じつつも二人のいない学校へと通います。
そんなある日のこと神原は悩みを解決してくれる「悪魔様」という奇妙な噂を耳にし、
「悪魔の左手」をもつ神原はもしかしたら「悪魔様」の正体は自分なんじゃないか?
という一抹の不安を抱え調査にのりだすのですが「悪魔様」がいるという
その場所にいたのはバスケで神原駿河の宿敵だった沼地蠟花だったのだ…
というお話。

基本的にどの話で登場してもエロ爆発で明るかった神原駿河ですが
この『花物語』では少しシリアスに描かれており、沼地蠟花との邂逅によって
彼女の「悪魔の左手」が文字通り神原駿河の憑きものがおちる話になってます。

『恋物語』のラストで因果応報の報いを受けた貝木ですが生きてた!
ヒゲ生やしたりして雰囲気は少し変わってましたが独特な喋り方は相変わらずです。
今回は臥煙遠江の忘れ形見である神原駿河に助力するキャラクターとして登場し、
『恋物語』に続き人助けをしてます。
貝木の口から臥煙遠江の話がでたり今まで気になってた部分が少しだけ解消されました。
神原に焼肉をご馳走したり口うるさく言う様は親戚のおじさんというか、
久々に娘に会って一緒に食事をするお父さんみたいな印象。
詐欺師でヒョロッとした体つきなので運動が出来なさそうなイメージがありますが
貝木から逃げようとする神原の疾走に軽々と追いついたり、
神原駿河以上の足をもった男でした。
そういえば『恋物語』で少しだけ出てきた貝木の肉体は結構筋肉質だったし、
なんかやってたっぽい、もしかして陸上?
貝木は沼地蠟花とも面識がありシナリオ的にも多少関わってきます。
沼地蠟花という名前はたしか『恋物語』でもでてきましたよね、
意外と早く伏線が回収されました。

他人の不幸は蜜の味。
左足を故障しバスケを引退し学校もやめ「悪魔様」などと名乗り
他人の不幸を集める沼地蠟花に神原は嫌悪感に似た感情すら抱きますが
それで救われてる人がいる事も素直に認めます、共感はしないけど認める。
神原駿河は『化物語』のなでこスネイクの時も感じたけど意外とリアリストな一面がありますね。
変態キャラの印象が強い彼女だけど登場人物で一番大人なのが彼女かもしれません。
だからこそ彼女は阿良々木や戦場ヶ原、貝木 泥舟に沼地蠟花など
色々なことであれこれ考えすぎちゃうんでしょうか。

悪魔のパーツを集める収集家。
それが沼地蠟花の正体だったわけですが神原の「悪魔の左手」も彼女に盗まれてしまいます。
神原にとってそれはずっと待ち望んでたことで当然心は歓喜に満たされるのですが
【不幸】を【過去】を【過ちを】他人に押し付けてしまっていいものなのだろうか?
例え沼地蠟花がそれを望んでいたとしても神原にとっての【不幸】が
沼地蠟花にとっての【不幸】じゃないにしてもそれを押し付けてしまっていいのだろうか?

そして神原が知ることになる沼地蠟花の【不幸】
沼地蠟花という少女は自殺によってすでに亡くなっており、
いまの彼女は幽霊であり悪魔のパーツを集める怪異なわけです。
しかもそのことに彼女は気がついていません。
可哀想ですね、【不幸】です。
誰かが教えてあげたほうがいいのかもしれませんが
【不幸】な人間に【不幸】だと教えることにいったい何の意味があるのか…
神原駿河という少女はとても優しく真面目な人だと思いました。
人の都合をあれこれ考えて葛藤する繊細な女性。
最初からそうだったのか徐々にそうなっていったのかはわかりませんが
少なくとも『花物語』という作品ではそう描かれていました。

そんな彼女の背中を後押しするキャラクターとして阿良々木くんが登場します。
髪の毛も伸びて雰囲気が少し大人びてました。

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神原「がっかりだ、がっかりだ、がっかりだ…阿良々木先輩が車に乗っている」

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神原の気持ちが少しわかる(笑)
阿良々木くんはやっぱ自転車だよなぁ。
しかも卒業祝いで買ってもらったとかw
それを当然のように口にする阿良々木くんすげえな。
『猫物語(白)』で母親が登場してて結構厳しそうだったんだけど意外と過保護?
それとも母親が厳しいぶん父親が甘かったりするのかな。

にしても困ってる時に颯爽とあらわれる阿良々木くんはヒーローだと思う。
自転車から車になっても阿良々木くんは阿良々木くんなんだね。

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阿良々木「気にすんな」

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神原の葛藤をその一言で片づけるとはさすが阿良々木くん。
常に自分のために人助けをしてきた彼だからこその言葉といえる。
相手は関係ない、自分のやりたいようにやればいい。
僕がここから得た教訓は「自分らしさ」とは自分のやりたいように好き勝手やる
その様にあるんじゃないかということ。
人は多少なりとも人の目を気にしてる生き物でやりたいようにやるというのは存外難しいもの。
その行いによって周囲にどんな影響を与えようが「気にすんな」ってことですかね。

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阿良々木「神原、今回お前がしたことを知れば、きっと色んな奴が色んなことを言うだろう
      お前のした事を正しいと言うやつもいれば、お前のした事を間違ってると言うやつもいる
      だけど、そういう事じゃないんだ
      誰が何と言おうと、お前は気にしなくていい
      だってお前は、正しい事をしたわけでも、間違った事をしたわけでもないんだから
      お前は【青春】をしたんだ」

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神原から沼地蠟花の一件を聞かされた阿良々木くんが神原に言ったセリフ。
口を開けば名言しかでてこないなこの男(笑)
いやまぁたしかに内容はホラーっぽいのに後味は妙に清々しいものがあり青春みたいだったけどさ。
昔のライバルと再会しバスケやるとか青春以外のなにものでもないよね。
物語は淡々としてて今までよりも少し地味かもしれないが
それでも面白い何かがある作品です。
というか物語シリーズは基本的に淡々としてますし、
見解によってはその味が強まったとも言えるかもしれません。
セカンドシーズンを通して観ての感想は、
個性の強いキャラクターがより魅力的に感じ、深く知ることのできる良い作品だったと思います。

最後に個人的な願望なんですが物語シリーズの演出で文字が合間に映っては消えるじゃないですか?
あのすぐに消えちゃうやつ。
あれをブルーレイの特典としてそこだけまとめて収録してくれないですかね…
いまは気になったところだけ一時停止で読んでますが手間さえなければやっぱ全部読みたいですし。
この作品でも「願い」について考えさせられるような描写がありましたが
とりあえずの僕の「願い」はそんなところかな(笑)




総評A80点




タイトル:〈物語〉シリーズ セカンドシーズン -花-

【キャスト】
沢城みゆき/根谷美智子/神谷浩史/水橋かおり/日笠陽子/喜多村英梨/阿澄佳奈/三木眞一郎/etc






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[ 2015/04/25 20:07 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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